妊娠5週目
妊娠検査薬は、ヒト絨毛性ゴナドトロビンが尿中に排出されることを利用して妊娠を判定しますが、ヒト絨毛性ゴナドトロビンはごく妊娠初期の場合まだ分泌されていなかったりして判定が陰性になる場合があります。陰性と判定が出て、それでも生理が始まらない場合は、もう一度検査してみましょう。子宮外妊娠であったり、流産しかけている妊娠であったりする可能性があります。妊娠検査薬で陽性が出たら、妊娠に異常がないかどうか、産婦人科に行って超音波などの診察を受ける必要があります。
基礎体温は、高温期と低温期の2層に分かれており、低温期の最終に一段と体温が下がる日が排卵日と言われています。妊娠と出血で最悪の状態は、流産や子宮外妊娠が原因で異常性器出血をしている場合がです。妊娠初期の場合も必ずしも受精卵の着床で起こる出血とは限らないので注意が必要です。出血は、どちらの場合も最初は少なく、徐々に多くなります。そして下腹部痛が始まります。このような症状のときは急いで受診しましょう。妊娠中に出血して、その出血が1回だけで、量も少なく、下腹に痛みがないようならば、緊急性は低いと思われます。
しかし、実際のカレンダーでの「十月」とは違い、妊娠周期は、1ヶ月を28日として計算することになっています。ですので、妊娠周期の数え方は、28日×10ヶ月=280日=40週となります。そして、最終生理開始日を0週0日として数え出すことも定められていることです。WHOが定めた妊娠の周期は、予定通りに生理がある人の月経周期が大体28日間であることを考えると、妊娠の周期はその10周期分に相当するものなので、それで構わないように思われますが、排卵日がいつ起こったのかが人によって異なるため、あてはまらない人もいます。
妊娠中毒症の治療は、軽い症状で妊娠継続が可能と判断されたときは食事療法や薬物療法によって行われます。しかし、症状が重症化したり、眼症状、脳症状、肺水腫、肝機能障害、胎児の状況が悪化したりすると、妊娠週数や胎児の大きさに関係なく妊娠の継続を中止し胎児の摘出を行います。ですから、母体の健康状態が良ければできるだけ長く妊娠を継続をすることが必要です。具体的には食事療法と薬物療法が行われます。しかし、母体の状態が悪化した場合は、母体の命が危険になるので、胎児を母体から取り出します。
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